何の変哲もないねこですが  II

5匹のねことの笑いあり冷笑ありの暮らしをチラ裏イラストで綴ります

ハナと京都と野良猫と


年度末の送別会シーズンに突入。
帰宅が深夜になることもあり、体も財布もそろそろ悲鳴です。

そんな中、ハナの保護記念日をすっかり忘れてました。(^_^;)



ハナは近所のねこ集会場にいた元ノラ。


ある日、耳カットされてて、お腹を見たら
手術の傷が開いちゃってて、あわてて保護したのが3年前。


ハナを保護してしばらくして、
ねこ集会場からねこの姿が消えました。

もともと近所の人がエサやりをしていたために
ねこが集まっていたのですが
与えたエサはずーーーーっと放置。
腐ったエサが日に日に増えていき
ニオイはひどいし虫はたかるしカラスも集まるし・・・で
ねこ好きの私でも「なんだかなー」な状態でした。

この駐車場の住民はもっと怒り心頭だったと思います。
1mおきに「エサやり禁止」の看板を設置したり
これでもかとねこの忌避剤を撒きまくり、
空き容器をこれみよがしに置いておいたり。

ねこの姿が消えた元ねこ集会場を見て
イヤな予感が頭をよぎりましたがどうすることもできず・・・。

さて、先日京都市でいわゆる「エサやり禁止条例」が成立したとか。
これ、いろんなメディアで「えさやり禁止」だけが
一人歩きしているように感じますが、
正確には「不適切なエサやりの禁止」ということらしいです。
まだ条文は公示されていないようですが、いろんなところを見ると
「不適切」の例として「エサの放置」などが挙げられています。
そう、ハナの元集会場のあの状態。

エサ放置で環境悪化すればねこに寛容だった人でも
ねこに悪感情を抱くようになるでしょう。
そこから虐待や保健所行きなどにもつながるでしょう。
それならエサやりルールを守ってまわりに迷惑をかけず
ねこたちとの共生を図りましょう。
そういう意図ではないでしょうか。

実際、京都市ではまちねこ支援事業もやっています。
地域でルールに則ったエサやり、避妊去勢、ネコトイレ設置などをして
人間と野良猫が気持ちよく共存できる町づくりを目指し
避妊去勢手術の無償支援なども行っています。

っていうことを考えると、今回の京都市の条例
適用範囲があいまいなどという反対意見もありますが
みんなが言うほどヒドイことでもないように思うのです。



 





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