何の変哲もないねこですが  II

5匹のねことの笑いあり冷笑ありの暮らしをチラ裏イラストで綴ります

コスプレ後 &(ねこホーダイ問題について)


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昨日の続き

chaiko-cats.hatenablog.jp

 



すっっっっっごくイヤなことをされた後
普通にイヤなことをされても
全然へーきってこと?

 



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巷で反対運動が起きているねこホーダイ、
気になるので運営会社の規約を見に行きました。

規約の最初の方にしっかりと
「猫の譲渡も引き取りも年に1回」とありました。
これって全然「ホーダイ」でも「サブスク」でも
ないんじゃない?

なんか、マスコミが猫をサブスクするサービスとか
やたらセンセーショナルに煽ってるだけでさ。

私も最初は猫をとっかえひっかえ?とか
飽きたらすぐ返却?とかなイメージで
そりゃ良くないだろって思ってたけど
反対してる人、規約読めば少なくともそうじゃないって
分かるとおもうんだけどな。

あと、審査・トライアルなしでってところも
批判されてるけど、運営からの発表によれば
きちんと面談のうえ本人確認し
飼育条件などの譲渡契約書を交わすってなってるし
譲渡後も飼育状況の報告を受けるってなってる。

審査なのか条件なのか面接なのか面談なのか
言葉が違うだけで、やってることは普通の施設と
変わらないと思うんだけど。
つまり虐待目的や飼育放棄リスクは普通の施設と
それほど変わらないんじゃない?ってこと。

ただ1つ普通と違うのは、返却可ってこと。
これは決して飽きたらポイという意味じゃない。
どんな人だって猫を飼い続けられる状況が
突然崩れるリスクがある。
そういうときに猫を路頭に迷わせないための
安心のシステムってことじゃない?

普通の保護施設だと断られがちな
高齢者や単身男性でもOKってのも
このシステムがあるからできること。
この層は生活環境が大きく変わるリスクが
大きいとみられているから。
普通の施設は返却不可だから、
万が一のときは保健所か遺棄かって
なってしまう。だから一律NG。
でも某芸人みたいに単身男性でも
猫を大切にしている人もいるし、
高齢者もきちんと添い遂げている人もいる。
ただリスクが高いってだけ。
このリスク、「審査」を合格した人だって
ゼロじゃないよね。
だったらみんなまとめてリスクヘッジすれば
全員幸せじゃない?

あるいは猫を飼ってみたいけど不安な人に
安心してもらうこともできる。
誰でも初めて猫を迎えるのは不安だろう。
15年以上責任持てって言われたら
初めての人はそりゃ重いさ。
生涯飼育については譲渡時に確認するとしても
それでも万が一飼育できなくなっても、
遺棄とかネグレクトとか最悪な状況は免れる。
そういうことでしょ。
もちろん不安の中飼い始めても
きちんと最期まで幸せに暮らせるなら
その人にとっても猫にとっても最幸。
トライアルなしだけど、言ってみれば
壮大なトライアルと考えられなくもない。

私は規約を読む限りでは、画期的なシステムだと思った。
もちろん新しいシステムだから問題も出てくると思う。
そこで必要なのは先回りして叩くことじゃなく
既存の施設のノウハウを共有し協力しあうことでは
ないかと思う。
だって、不幸な猫を減らしたいっていう
目的はみんな同じなんだから。

あと、「ねこホーダイ」とか「サブスク」とか
あまりにも強烈な言葉を使っちゃったから
言葉だけが独り歩きしてしまって炎上したんだろうな。
「安心サポート」くらいにしておけば
平和だっただろうにな。

この内容、明日に続く





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